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KY no BLOG

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3バック?4バック?

ジーコJAPANについての第2弾
今日は「3バック?4バック?」について。
これはディフェンスに関する問題と思うが、実はこれオフェンスの問題でもある。
とりあえず3バックはご存知の通り主に田中、宮本、中澤で組まれるのが基本。
4バックなら加地、中澤、宮本、三都主というライン。
3バックと4バックは単純に数字を比べても3バックの方が攻撃的なシステム。
守備的な視点から見ると相手が2トップの時は、3バックにして田中、中澤が相手FWをマークし宮本がカバーリングを担当。
相手が1トップ、3トップの時は4バックにして真ん中のセンターフォワードをセンターバック2人でマークを受け渡しながら止める。両サイドバックもかなり守備一辺倒になる。
日本選手は1対1に弱い。唯一対抗できるのは中澤くらいなものか。
オーストラリアにはビドゥカ、クロアチアにはプルショ、ブラジルにはロナウド、アドリアーノ、ロビーニョというと1対1に強く上手く自信を持った選手が多い。
そのためにはやはり人数で勝負するしか止められないだろう。

攻撃の視点から見るとさらにサイド攻撃を活性化できる。
最近の三都主の好調な理由の1つとしては4バックの「4」ではなく
3-5-2もしくは3-6-1の「5、6」の一角だから。
DFラインに入った時は守備が第一であるため思い切ったオーバーラップが難しい。
ロベルトカルロスは攻撃に重きを置いているため裏をいつも狙われるが、これは例外。
3バックならサイド攻撃が主体、FWにタテパスを入れて落としたボールをサイドにという展開。
4バックの場合は日本の売りである中盤勝負だろう。中盤での組み立て、タメを作ってサイドバック、FWとの連携、ミドルシュートといった中盤の攻撃が鍵。

このようにDFの数によって攻撃の仕方も異なってくる。
では予選でのフォーメーション予想
対オーストラリア戦
→相手は3-6-1(3-4-3)が基本。日本は4-4-2できちんと相手のFWを封じる。
そして中盤でのボール率で上回ること。引き分けでも及第点、勝てれば上出来。

対クロアチア戦
→相手は3-5-2。日本も3-5-2でガチンコ勝負。多分クロアチアが一番やりやすい試合になるだろうし実力を出しやすい。これで負けたら単純に力が劣っているということ。予想2対1で勝ち。

対ブラジル戦
→相手は4-4-2。日本はもうどちらでもいいだろう。コンフェデの相性のよさを考えて4-4-2でもいいし、3-5-2でもいい。というかブラジルに見入っちゃいそうな気がする。スタメンじゃないブラジルなら引き分けも狙えるだろうが、スタメンだったら・・・

おそらくジーコはフォーメーションを固定せず相手、自分たちの調子に合わせたフォーメーションを流動的にしてくるだろう。
フォーメーションの違いによる攻撃の仕方、守り方、選手の動きの違いを見るとさらに面白いかもね。
by yujyujyu03 | 2006-04-02 02:35 | sports
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